2018年GWは東北山スキーツアー。ここ2年、四国や九州の山歩きでしたが、今年はスキー。年末年始に九州行ったので、さすがにGWはスキーかなって感じでした。雪融けが早いのが気になるところではありますが…。9連休の今年のGW、天気に合わせて徐々に北上し、徐々に南下する大まかな計画を立てました。初日はあまり長距離移動にならないよう、尾瀬の山に行くことにしました。
日程: 2018年4月28日(土) 天気: 快晴! ジャンル: 山スキー エリア: 尾瀬 燧ヶ岳 メンバー: T世 コースタイム: 御池駐車場(7:35)⇒熊沢田代(9:30~10:10)⇒沼山峠への車道(10:50)⇒御池駐車場(11:40) 登山口情報 御池の駐車場 無料でした トイレあり 温泉:キララ289(700円⇒JAF割500円) 食事:喜多方 大みなと味平 |
尾瀬といえば至仏山や燧ヶ岳ですが、今回はあまり名の知れていない大杉岳を計画。御池を挟んで燧ヶ岳の対面にある山です。良い山かどうかはわかりませんが、登ったことのない山に登りたいってのが自分の基本のところにあるのであります。結果的に行くことができず、残念でしたけど…
GW前日、仕事が終わって出発。まあまあ余裕があるので下道で頑張ります。前夜は湯之谷の道の駅で寝ます。翌朝早く出発し、六十里越経由で桧枝岐。六十里越の道路付近にはほとんど残雪ナシでした。桧枝岐から御池に登っていきます。ホントに雪があるのか心配…。御池の駐車場に着くと、車が少ない…。雪が少ないから人も少ないのか…?
燧ヶ岳は北斜面なので、少ないながらも雪は付いてそう。大杉岳は南面のため雪融けが早いです。夏道登山口を偵察。雪と地肌が疎らです。少し背負って歩けば、そのうち全面雪になるのかな…とは思ったけど、今日の大杉岳はやめることにしました。また雪がたっぷりある時にリベンジだな。
…ということで、燧ヶ岳に向かいます。お手軽な大杉岳から少し行程が増えてしまいます。かといって、途中までってのもナンですし…。地図を見てると、御池周辺には○○田代というのが、あちこちに点在しています。それらを繋ぎながらの周遊コースを思い付きました。下りルートに若干不安はあるけど、行きながら考えるとしましょう。
御池駐車場はそんなに混んでない
まずは御池田代から。駐車場のある御池の由来になった田代かな…?とか思ったり。御池田代は雪融けが進んでて、草がだいぶ露出していました。景色としては一番良かった田代でした。一段登ると姫田代。姫田代はこじんまりとした田代。この一段上にあるのが上田代。大きな田代だったけど、一面雪なのでただの雪原って感じ。
真上の空は朝から青空が広がっているのですが、燧ヶ岳や駒ヶ岳など高い山にはしぶとく雲が残っていました。寒気の影響なのかな…?上田代まで登った頃から高い山の雲がなくなってきて、燧ヶ岳が全容を現します。
次の田代はメインルートに戻って広沢田代。…の予定が、上へと追い上げられてパスすることに。この登りはあまりスッキリしてなくて、急斜面あり、雪の切れたとこ(笹薮)あり…でした。このまま熊沢田代への急斜面に取り付きます。振り返ると、登る予定だった大杉岳が。見た目はパッとしないなあ…。行ってみるとどんなもんか…ですね。対面する燧ヶ岳の見え方も気になるところです。雪はある程度からは繋がってる様子でした。
御池田代
雪融けが進んでます
上田代
広沢田代は見下ろすのみ
熊沢田代への登り 滑っても気持ちよさそう
1986mポコまで登ると、景色がパーッと開けます。熊沢田代越しの燧ヶ岳がいい感じ。振り返ると、大杉岳から会津駒ケ岳にかけての山並み。そして、ここが本日の最高到達地点となります。燧ヶ岳の山頂まで小1時間あれば登れそう…。でも、今日は田代めぐりを優先しましょう。ここでシールをはずします。
まずは熊沢田代に向けて滑ります。ところが!雪が切れてる…。湿原の取り付きで木道が露出していました。板を脱いで歩くことになりますが、湿原や木道が露出してた方が、景色としてはポイント高かったです。ちなみに、1986mポコを東側から巻き気味に辿ると雪が繋がってて、板をはずさなくても大丈夫だったみたい。
大杉岳や会津駒を背に登ります
燧ヶ岳が見えてきました
燧山頂アップ! 雪少ない感じ
熊沢田代は雪切れてる…
これを見ると初夏の景色みたい
熊沢田代の東面に向けて滑り込みます。はじめは傾斜のある疎林斜面。雪が緩み過ぎててちょっと滑りにくかったです。下には次なる湿原であります東ノ田代がよく見えております。ここから見る限りでは、雪はそこそこ付いてそう。山腹を横切る沼山峠への車道くらいまでは、雪は繋がってそうに見えます。どんどん下りますか!
東ノ田代は上の段には上がれず、下の段を横切りました。そして、またまた急な斜面を下っていくとメラッパシ田代。そのあとも名のない田代があったり。燧ヶ岳の北側の山腹は、急斜面→田代→急斜面→田代…が連続する地形が特徴的です。一部で針葉樹が密になったけど、ほとんど苦労することなく車道に下りることができました。
東ノ田代と燧ヶ岳
下に見えるはメラッパシ田代か
メラッパシ田代
車道に出て少し歩き、一つ目の沢を渡ったところで再びスキーを履きます。車道を歩くよりスキーで歩く方がいいかな…と思ったのですが、無理やり感が強かったです。結果的には素直に車道テクテクがスッキリしてたような…。もう少し雪が多ければよかったんですけどね。大杉岳に登れず残念ではありましたが、通ったことのない今日のルートも楽しめました。
沼山峠へと続く車道に出ました
車道に沿うように雪の上を進みました
御池に戻ってきました
温泉は桧枝岐にもあったけど、あえてキララ289へ。ここは初めて来たのですが、地下に広くなってるんですね。そして、明日の鳥海山に向けて北上です。北上途中にある喜多方でラーメン食べました。時間的に中途半端なので、開いてる店は限られます。大みなと味平に行きました。美味しいんですが、レベルの高い喜多方にあっては…。
先週の北月山の時に続いて、2週連続で寒河江の道の駅で車中泊となりました。
行動 | 天気 | 車中泊 | 温泉 | |
グルメ | ||||
4/28 | 燧ヶ岳○○田代巡り | 晴れ時々くもり | 道の駅 さがえ | キララ289(700円) |
大みなと味平(喜多方ラーメン) | ||||
4/29 | 鳥海山 | 晴れ | 道の駅 象潟 | 道の駅象潟(350円) |
鳥海山(象潟) | ||||
4/30 | 焼山 | 晴れ | 道の駅 西根 | 焼走りの湯(600円) |
むら重(西根) | ||||
5/1 | 八幡平 畚岳 | 晴れ 春霞 | 道の駅 今別 | 藤七温泉 彩雲荘(600円) |
コンビニ | ||||
5/2 | 八甲田 硫黄岳 | くもり時々晴れ | 道の駅 鶴田 | つるまい温泉(350円) |
〇鐡二代目(弘前市 ラーメン) | ||||
5/3 | 大間崎 | 雨のちくもり | 大間崎駐車場 | むつ市 斗南温泉(620円) |
スーパー | ||||
5/4 | 仏ヶ浦&恐山 | くもり、雨、晴れ | 道の駅 山田町 | 恐山温泉(入山料) |
駅前食堂(むつ市) | ||||
5/5 | 牡蠣&喜多方ラーメン | くもり時々晴れ | 道の駅 保内 | 喜多方 糸桜里の湯(510円) |
かき焼き処(利府町)、伊東食堂(喜多方ラーメン) | ||||
5/6 | 新緑鍋倉山 | 晴れ時々くもり | 家 | 湯滝温泉(510円) |