先週に続いて関田山脈。先週は関田峠&梨平峠。今週はなべくら高原森の家から花立山へ。当然、近所なので大きくは変わりません。変わったところと言えば…鍋倉山が遠ざかった…。あとは、下半分は完全に農地(これがまた良いとこなんですが)で上半分がブナ林。ブナの平均年齢は花立山の方が若そうな感じでした。
日程: 2019年4月13日(土) 天気: 快晴! ジャンル: 山スキー エリア: 信越 関田山脈 メンバー: T世 コースタイム: なべくら高原山の家(9:55)⇒農地上端(11:00)⇒花立山(12:10~13:00)⇒滑り出し(13:15)⇒なべくら高原山の家(14:05) 登山口情報 なべくら高原山の家に停めさせてもらいました(要許可&計画書提出) 温泉: いいやま北竜温泉 文化北竜館(500円) 物味遊産手形利用 食事: 小千谷市 らーめんヒグマ |
先週も今週も奥只見の山をメインに考えていました。ただ、どちらも金曜の夜に飲み会があって、土曜日は早出ができません。そんなわけで、土曜日は奥只見の途中にあって短い山…ということで、関田山脈の山となったわけであります。ちなみに先週は日曜の天気が悪かったので、奥只見の山は没…。
平日よりも遅くまで寝てて、安曇野出発は7時半頃だったかな~。登山口であります『なべくら高原森の家』には9時半着。1週間で雪がだいぶ減りました。森の家の受付で駐車の許可と、あと計画書も書いて提出です。要下山報告。気持ちよく応対してくださいました!駐車場には他にクロカンの親子連れなども。山に登る人は他にいるんかな…?
森の家から除雪されてない車道を少し歩くと、一面の大雪原に。雪がなければここは畑?地形図の記号では畑となっています。これから登る花立山が正面に、関田山脈が一望です。開けたところで、実物と地図を照らし合わせておきました。水、木で降った雪のおかげで白さが戻ってます。水曜は安曇野でも少し積もりました。景色は良くなったけど、滑りがえらいことになりそうだ…
農地を分断している沢は車道の橋を使って越えます。また、上に進むほど農地の段差が大きくなってきます。素晴らしい景色の大雪原も、後半になったらさすがに飽きてきます。時々出てくる段差が飽きを紛らわせてくれました。どこから越えようか…と
なべくら高原山の家に駐車
除雪は森の家まで
車道を少し登ると大雪原に出ます 正面は花立山
左の山が鍋倉山
とにかく広いです
遠くの山は左が高社山で右が斑尾山
花立山の左手の尾根に取り付きます。このあたりのブナは梨平峠周辺のに比べて若いような。細めのブナが目立ちます。登るにつれ、歩いてきた大雪原を見下ろすようになり、だんだんと遠くの山も見えるようになってきました。稜線近くなると疎林に。大きなブナがあった梨平峠あたりとは少し雰囲気が変わる感じです。
やっと農地を離れて山の領域に
稜線が近づくと疎林になりました
登るにつれ背後の山々の展望が開けます
関田山脈南部の山並み
関田山脈の稜線に乗っかりました
花立山へは一息です
花立山は東西に長い山頂。着いたと思って地図見たら、高いのは東側のピークでした。西のピークと東のピークの間はマッタリ良い感じ。前後の稜線はなかなか険しそうです。雪庇が色んな形に張り出しています。縦走するのは結構面倒くさい感じですね。雪庇が落ち着いて、割れ目ができる前が狙い目かな。
無風快晴ポカポカです!いくらでも山頂に居れそうです。先週は空気が霞んでたけど、今週は透明度もバッチリ!展望は最高!越後山脈がこんなにも近くハッキリと見えるのか!その他の展望については写真をご覧あれ~♪途中でストップしている信越トレイルですが、この景色を見ると早くやっつけたい気持ちになりますね。
花立山の西側のピークに登り上げます
矢代山地と高田平野と日本海
東側のピークが花立山の山頂みたい
東側のピークです
関田山脈北部の山並み ポチッと出てるのが菱ヶ岳
花立山の山頂で大休止
地理で習った呼び方だと 越後山脈と三国山脈
右は苗場山あたり
花立山に来るのはもちろん初めて。ネットで2、3つ記録を見てたら、周回してるのがあったので真似してみます。なるほど地形図見ると、山頂の1つ東側のピークから南東に良い形した沢形あり。少し支尾根を進んでから滑り込むことに。
斜面も斜度も樹間も程良かったけど、雪は最悪~。ズブズブの雪が20センチくらい溜まってます。テレマークは特に受難でした。前転するし、思ったとこで曲がれないので、密林滑るのが怖い…。
いったん池のような場所に出て、滑る斜面の前半戦はオシマイ。左手の沢の本流は深くて厳しそう。右側の台地状を下ります。ここはメローナ感じの斜面が続いてました。今日はグズグズ雪でイマイチだったけど、ザラメになれば気持ちよく滑れそうです。他にも楽しそうな斜面があったので、次の機会に巡ってみたいです。
山から農地に出ました。森の家に戻るには沢を1つ越さないといけません。農地に出てすぐの橋は対岸が登りなのでパス。中間あたりの橋を渡って戻りました。あとはタラ~ッと大雪原を滑って森の家に帰還です。景色も良いし、ピクニック気分で山スキーを楽しめました。森の家で下山の報告をして終了!
花立山の1つ東のピークからの花立山
宇津ノ俣峠へと続く稜線は険しいです
支尾根を少し進んでから滑りました
最初の斜面 ひと滑りして
宇津ノ俣峠手前からの斜面もそそります!
中間あたりもメローな斜面が続きました
大雪原に出るとフィナーレです
温泉は少し戻るけど、北竜湖のほとりにある『文化北竜館』へ。手形入浴で飯山市で残るはここのみだったのでした。2度目でしたが、改装されたみたいで快適でした。そして、本日のラーメンは小千谷まで移動して『らーめんヒグマ』。明日の浅草岳に備えて、湯之谷の道の駅で車中泊。セーブオンがローソンになってるわ、向かいには大きなスーパーが出来てるわで、変わりようにビックリでした。