冬の乗鞍というと、どうしても風が強くてカチンコチンというイメージが…。3月ともなると冬と春が行ったり来たりする季節。今日は雪は少し堅かったけど、ほぼ無風で快晴という最高のお天気に当たりました。乗鞍というと俗っぽさがあるけど、位ヶ原を歩いてる時のロケーションは日本離れしてますね~。
日程: 2018年3月10日(土) 天気: 快晴! ジャンル: 山スキー エリア: 北アルプス 乗鞍岳 メンバー: Wキー、M野×2、T世 コースタイム: 乗鞍スキー場トップ(9:20)⇒2600m滑り出し(11:45~12:00)⇒2500m休憩(12:05~55)⇒鳥居尾根ゲレンデ(14:10) 登山口情報 乗鞍スキー場利用 リフト一回券(400円) 今日は2本利用 温泉:山水館(540円) 食事:丸亀製麺 豊科 |
予報だと土曜日は雨マークだったから、山には行かない予定でいました。ところが直前になって晴れ予報に!しかも、しっかり晴れそう!仕方ないので山に行くか…。日曜は白馬方面なので、久しぶりに乗鞍にでも。岐阜のM野氏に連絡してみると乗鞍行くみたい。一緒に行くことになりました。
8時半に現地集合。安曇野から乗鞍までずっと雲海の下。山の中に入ると雲海の雲はなくなることが多いけど、今日は乗鞍のスキー場に着いても雲海の下。雲海のつもりだけど、ホントに雲海なのか不安になりました。1本目のリフトは歩いて登り、2本目の高速リフトから乗ります。かもしかリフトに乗ってる間に雲海の水面から上に出ました!
ここからスタート まだ少し雲の名残が
リフト始発組が一斉にスタートです
山への入口あたりがちょうど雲海の水面。ちょうど波打ち際みたいな感じで、時々雲でもや~っとなります。かもしか上の急斜面を登ると、もう完全に雲海の上に出た感じです。夕べの雪が少しだけど樹氷になってます。空が真っ青なので、その樹氷がとても映えていました。ツアーコースの切り開きは毎度のことながら途中で飽きてきます。
空が真っ青!
下界は雲海の底
穂高連峰もチラリ
だいぶ登ってきたような
位ヶ原下の急斜面です
雪の方は先日の大雨で堅くなった上に、うっすらと新雪が乗っかっています。ほどよいクッションになってます。位ヶ原に出ると乗鞍の主峰群がパノラマでお出迎え。ほぼ青と白だけの世界ですな。今日はこの景色が見れて満足!
…なんですけど、滑るのもやっぱりいいとこ滑りたい。剣ヶ峰は大変そうなのでナシ。富士見沢に行こうとするも、雪が堅くなってきてトーンダウン…。で、結局はトイレのあたりからの斜面、屋根板?を滑ることに。
いよいよ位ヶ原です
雲海の雲がだいぶ散ってきたのかな…?
堅い雪の上に薄っすら新雪が乗って歩きやすい
穂高も良く見えます
ダケカンバがいい感じです
高天原 ちょっとてかってます
肩の小屋を目指してるようですが…違います
鶴ヶ沢や大黒岳が見えてるのかな
穂高連峰
剣ヶ峰
剣ヶ峰アップ!
ここらへんから滑るとしよう
滑った斜面
塚のようなところが滑り出しです
高天原
滑り出しからテレマーク向きの緩い斜面が広がってます。今日はアルペンですけど。ここも堅い雪の上に新雪がまぶされてます。雪面はフラットで、まるでゲレンデでした。2本目、少し斜度が急になると、ちょっと堅さが気になる感じに。2本目下りたところで大休止。無風快晴ポカポカ!1時間近くものんびりしちゃいました。
ここから下は先日の大雨でできた縦溝がところどころ出てきます。あわわわーーってなるけど、これもオモシロイ!堅いと身体がキツイですが。そんなこんなで程なく位ヶ原山荘へ。山荘は通年営業と思ってたら違いました。
ひと滑りして
ここで大休止です
ところどころ縦溝が走ってます
位ヶ原山荘は営業してないのか…
前に来た時は位ヶ原山荘からシール貼って車道を登り、ツアーコースを下りました。今日は鳥居尾根に行くようです。乗鞍慣れしてる人がいるので付いていくのみ。エコーラインをショートカットしながら降りていきます。林道から離れてからは、針葉樹の尾根に。雪が堅くて体に堪えます。最後に鳥居をくぐって無事下山であります。
位ヶ原山荘からは鳥居尾根に下りたら山っぽいけど、ツアーコースに戻った方が体は楽だなと思いました。
バス通りを絡めながら標高を下げていきます
今はやってない冷泉小屋
だいぶ山から離れてきました
鳥居尾根はなかなか大変
温泉は山水館信濃という温泉旅館へ。500円とまずまずの値段ですけど、ちと設備が…。帰りがてらブンリンさんへ。頼んでいた板をもらいに行きました。古い板のシールをカットして、さっそく翌日出動となりました。