今年は年末年始+成人の日3連休で九州に行きました。ですので、1/13本日が今シーズンの初山スキー。初だからってわけではないですが、歩き中心のルートへ。志賀高原の硯川を起点に鉢山、四十八池を周回してきました。滑ったのは鉢山からの100mのみ。あとはほとんど歩いてたなあ…。澄んだ青空の下、気持ちよく歩けました。
日程: 2018年1月13日(土) 天気: 快晴 ジャンル: 山スキー エリア: 志賀高原 メンバー: T世 コースタイム: 硯川登山口(8:40)⇒鉢山(11:05~30)⇒四十八池(11:45~12:05)⇒志賀山分岐(12:40)⇒硯川登山口(13:25) 登山口情報 硯川バス停近くの公共っぽい駐車場に停めました。公衆トイレあり。 温泉:中野市 ぽんぽこの湯(450円) 食事: |
海際は記録的なドカ雪ですが、内陸はどこ吹く風…。長野県の雪は足踏みが続いていますね。今日は朝は晴れて、午後から下り坂。西側ほど早い時間に崩れそうなので、志賀高原に行くことにしました。志賀高原での山スキーは初めてであります。志賀高原はクラシック系のルートは多そうだけど、滑るルートはあまりなさそうです。とりあえずクラシックに鉢山&池巡り。
少し寝坊して5時半に出る予定が6時に。挽回するために麻績‐中野を高速使います。志賀高原はスキー場が点在、ベースとなる施設もなく、トイレや駐車場がイマイチよくわかりません。それで手間食いました。雪囲いしてあった国道沿いの公衆便所を冬季閉鎖と勘違いしてたのが、そもそもの失敗でしたけど…。車はPマークのある公共っぽいところに止めました。
横手山スキー場のゲレンデの端っこを登ります。天気は快晴!冷え込んで空気もキリッとしています。ゲレンデ歩いてるだけで気持ちいいなあ~。地図では車道1つ目のヘアピンから山道に入るようになってます。が、そんな気配なし。結局のところ2つ目のヘアピンのさらに上にゲレンデを離れる道がありました。
横手山スキー場の端っこを登っていきます
林道に入ると針葉樹林に阻まれて展望なくなりました。2013年6月に夏道を歩いてますが、両脇が深くて背の高い笹に覆われてました。今は笹は雪に覆われて、針葉樹だけが雪から出ています。新しい雪が着いてるので、針葉樹の中を歩くのも気持ち良いです。エアリアでは草津峠への分岐まで50分となってますが、倍の1時間40分もかかっちゃいました…。トレースはないけどプチラッセル程度。倍もかかるほどロスはないと思うので、コースタイムの設定が悪いのかと思ったのでした。
鉢山へはどこから取り付いてもOKと思われますが、大まかに夏道に沿うように登りました。鉢山の登り斜面はわりと疎林で快適に滑れそう。四十八池に下る斜面はどうかな…?少し登ると背後に横手山が見えてきます。
針葉樹の森も雪が付いて青空なら大変すばらしい!
林道?を進んでいきます
やっぱりダケカンバは雰囲気良い
カンバが混じると明るさが増しますね
鉢山本体の登りになると背後に横手山が見え始めます
程よい樹間で滑ると気持ちよさそう
御鉢の縁まで登り上げます。鉢山頂上はすぐ北だけど、せっかく雪があるので御鉢の中に入ってみます。御鉢の内壁はびっしり針葉樹。すり抜けながらシールで滑っていくと、真っ白な部分が見えてきました。地図に池がありますが、実際もちゃんとありました。せっかくなので池を横断しておきます。で、反対側から鉢山の頂上へ。展望なし。
滑るのは山頂の少し北からかな。滑り出しまで移動して休憩&滑る準備。日向で風もなくポカポカ陽気です。気温自体はかなり低いと思われます。展望はあまりないけど、岩菅山はちゃんと見えました。あと、野反湖方面に白い山を確認。なに山だかはわからず…
鉢山のお鉢にある池
せっかくなので池を横断しておきました
鉢山山頂
山頂看板はまだ雪の上に出てました
樹氷がキレイですね~
隙間から岩菅山が見えました
白と青空がいいです
さて、滑ります。大きな斜面ではないけど、適度に疎林。新しい雪は軽くて気持ちよかったです。この新雪の下には硬い雪があります。1/8に降ったのは、志賀高原でも雨だったようですね。この新雪が降ってなくて、表面がこの硬い雪だったら、ただの修行だったことでしょう。おかげで底ありパウダーを楽しめました。
楽しんだのはほんの少しだけでしたけど…。四十八池に下りる最後の50mは針葉樹の密林で、しかも急斜面に。降りるのが精一杯な感じ。なんとかこなして滑り着いたところが四十八池の大きな雪原。いい感じの出方でした。
四十八池は池塘が点在する湿原ですが、雪が積もると一つの大きな池のようになります。ここでシールを貼りがてら休憩とします。だだっ広いので鉢山山頂より風があって寒く感じました。正面に見えている志賀山、時間があって気が向けば行こうと思ってたけど、鉢山まででずいぶん時間食ったのでヤメ。
四十八池でひと休み
四十八池を突っ切っていって
夏道は通らない元池
元池を突っ切ると
地図にない池か湿原現る!
最後は渋池です ここも突っ切る!
地図を見ると、四十八池から硯川まで、もう登りはないように見えます。でも、池や平坦地があるので、部分的に登りが出てくる可能性大。しばらくシールを着けて歩きます。夏道は通らない元池や地図に表記のない池か湿原も出てきます。冬は好き勝手歩けていいですね。元池とその先の湿原ぽい平坦地、志賀山の分岐で緩い登りになったので、シール貼っててよかったです。
志賀山の分岐の先、しばらく下りが続きそうだったのでシールはずします。下りは少しだけで、順調には下ってくれませんでした。木戸池手前から下りになり、木戸池に向かって滑り込みます。しばらく暗い樹林帯だったので、久ぶりに開けました。夏道は大きく迂回してるところ、木戸池を突っ切りショートカット。ゲレンデ跡は滑らずに夏道のある林道みたいなとこを滑りました。ここの雪が軽くて気持ちよかった!
前山リフトの上に出てきました
熊の湯スキー場と笠ヶ岳
こちらは横手山
さっき登った鉢山
無事下山です
下山後温泉は麓まで下りて、中野市にあるぽんぽこの湯へ。風呂はともかく。広い座敷の休憩所が快適でした。しばらくウトウトしたり…。タラタラ下道で戻り、夕食は家食で。