佐渡山 山スキー
佐渡山と言うと、天気が悪かった時の『当て駒』のようなイメージで、実際にそういう扱いをしていました。今回も晴れれば他の山へ行ったと思いますが、天気予報が良くないのでふっちー企画の佐渡山…となったわけであります。消化試合的に臨んだんですが、試しに北斜面に入ってみたら思いのほか雪も斜面も良くて、佐渡山は『当て駒』から1ランク昇格です! 天気良くなさそうなので山はお休みにしようかとも思ったけど、ふっちー久しぶりなので行くことに。前日の夕方になっての参加表明です。朝7時半に戸隠大橋の駐車スペースに着くと、既にほぼ満車。軽なのでなんとか狭いところにねじ込みました。この後は路駐の列がどこまで長くなるか…?満車の時はキャンプ場へという話もあるけど、ちょっと遠いんですわな。
今日のメンバーはふっちーと、その同業他社のM本さん、そしてワタクシ。M本さんシールを忘れてしまい、佐渡山へはふっちーと2人だけになってしまいました。お初の方だっただけに残念…。小雪の舞う中、まずは林道を歩きます。すでに大勢入っててトレース完備。昨日のもあるかも?黒姫分岐でヤッケを脱ぎます。女性テレマーカー2人組がいました。カッコエー! 佐渡山へはどこから取り付きましょうか…。尾根の末端から取り付くのが普通なのかな?まあ、どこから取り付いても問題なさそう。これといったトレースがなかったので、まずは佐渡山のコルへ上がることに。コルは交通の要所なので、一度見ておきましょう。今後の高妻山や乙妻山行きのためにも。
コル経由で佐渡山に登ったわけですが、直で取り付くのに比べてもほとんどロスはない感じです。コル方面にしかトレースがない場合とか、少し楽できそう。ただ、約1700mくらいのとこで主尾根に乗ってからが長い、ダルイ、つまらん…。天気が良ければ展望良さそうだけど、今日はダメ…。つまらんので、どこを滑ろうか考えながら歩きます。登って来たルートは昨日に陽を浴びてて厄介な雪。登山靴&ジルブレッタのふっちーには酷な感じ。氷沢川に降りる斜面もそそられず…。 長い長い尾根歩き。最後にグイッと登ると佐渡山山頂です。展望なし。先客なし。途中で滑ってくる人はいました。さて、どーしましょう…。M本さんを置いて来てるわけですが、どうやら戸隠スキー場で遊んでいる様子。時間的にもまだ早いし、せっかくなので行ったことないとこに行ってみよう!
佐渡山山頂から東に伸びる尾根を少し下ります。すぐに左側が良い斜度の疎林になったので、ここから谷に向けて滑り込みます。中間部からは樹林が大きくなりますが、依然として樹間は広いまま。北に面しているので雪も軽いです。斜度が緩くなり、右からの谷が合わさるところまで滑って終了。標高差にして200mチョイですが、満足できました。そして、右からの谷、下から見ると左からの谷を登り返します。登り返しの標高差は100mチョイ。コル経由で1738mへ。
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