会津駒ヶ岳 山スキー燧ヶ岳と至仏山
今年のGW後半は南東北シリーズ。初日は尾瀬の燧ヶ岳で、2日目の今日は会津駒ヶ岳です。ミニ尾瀬公園の駐車場で泊まりましたが、朝は晴れて冷えて寒いくらいでした。でも、この晴れ長続きしないようです。今日は午後の降水確率が高くなってます。会津駒ヶ岳は短い山ではないですが、早めに出発して午前中勝負で登ってくるとしましょう。 寝る時は車なかったのに起きたら数台いてビックリ。カップラーメンを食べていざ出陣!今日はT世さんは山に登らない日。会津駒ヶ岳の登山口まで送迎してもらいます。登山口の林道脇は既に満車。…といっても数台ですが。今日から4連休の人が一番多いのかな。今日はそこそこの入込みになることでしょう。
会津駒ヶ岳は山スキーの人より歩きの人の方が多いイメージです。それもそのはず、まずは雪のない林道歩き。途中から林道のショートカット道(登山道)に入りますが、夏道スキーブーツは疲れます。距離は長くても林道歩いた方が楽だったかも…。再び林道に戻って少し歩くと夏の登山口であります階段が。
雪が出てきそうな気配もないぞ…。シールで歩けるのはヘリポートあたりからという覚悟はありますが、せめて雪の上を歩きたいです。陽を浴びて暑いです。朝は寒かったのに…。登山道になってからは気持ちの良い林を歩くんですが、スキーブーツの苦痛と暑さでそれどころではありません。標高1200m過ぎてやっと雪が。雪はつながっているようにも見えましたが、背負いついでなのでこのままシートラで。
ヘリポート跡でシートラ終了。ここでシール装着です。相変わらず快晴で、ホントに午後は崩れるんかいなという感じです。たっぷり汗かいたので、たっぷりと水分補給です。今日は喉乾く…。1リットルしか持ってきてないけど、足りるんかいな…?ここからは一部小枝がうるさいところもありましたが、ちゃんと雪がつながっていました。さっきまで夏道シートラだったので、スキーで歩けることの有難味をかみしめながら登ります。
1450mくらいから上、尾根の右側にブナの良い斜面がありました。帰りは使えそうだな。その斜面も1650mの尾根合流のところまで。そこから上は針葉樹混じりとなります。その先の小さなポコで2度目の休憩。このあたりから昨日登った燧ヶ岳が見えるように。また、会津駒ヶ岳の山頂あたりも見えてきます。山頂に登るまでは、このまま快晴でいておくれ。
ダラダラと登ります。このあたり尾根だけど滑るのは楽しそう。駒ノ小屋の手前にはちょっとした登り返しがあります。帰りは山頂から谷に向けて滑り、登り返しを越えてから尾根に復帰するのが効率良いのかな…?あまり降りると谷が顕著になって大変そう。針葉樹がなくなってくると燧ヶ岳の隣に昨日は見えなかった至仏山も姿を。良い景色です!
駒ノ小屋到着〜。もう営業してるんですね。変な臭いするなあと思ったら、ペンキ塗り作業中でした。表でビールやらジュースやら売っていました。休むタイミングではありましたが、山頂はもうそこなのでひと頑張りして山頂でゆっくりしましょう。いったん緩く下ります。雪がない時期はこのあたりが湿原なのかなあ。夏とか秋にも一度来てみたいです。
時間があれば中門岳とか散歩に行きたいところです。時間がないわけではないのですが、今日は天気以外にも早く降りておきたい理由が…。まずは、下山後は明日の鳥海山に備えて移動します。350キロくらいあるのかな。夕方に舟形町で肉そばを食べないといけませんので…。もう一つの理由は、今日はお隣の大杉岳にmt.raccoさんが来てて、12時ごろに下山する予定とのこと。できればその時間に合わせて降りて、せめて温泉でも一緒に…と思っていたのでした。
滑りは山頂から谷底に向けて真っすぐ1本。スンバラシイざらめでした!調子に乗ってもう1本…と思ったら、いきなり深い縦溝が…。アワワワワ〜〜。この縦溝のおかげで心置きなく滑るのやめられました。登ってきた稜線に向かってトラバース開始!みなさん同じことを考えているんでしょう、昨日以前のトラバースの跡がたくさん残されていました。
下山後にわかったのですが、実はraccoさん大杉岳から会津駒に予定変更していて、ボクたちを追いかけていたとのこと。結局は合わずじまいに終わったのですが、入れ違いになったとしたら、このトラバース中しかありえません。もう少し時間がずれていたら、この上か下ですれ違っていただろうに…。そしたら一緒に滑れたのに…と思うと残念でした。遭遇する時はピンポイントのタイミングで遭遇するのに、会えない時はピンポイントですれ違うんですね〜。 針葉樹の生える広めの尾根を楽しく流し、ブナに変わるところで尾根の一段左の斜面に入ります。気持ちの良い斜面だったのですが、間が合わなかったのか上手く滑れず残念でした。再び尾根に復帰し、ヤブのうるさい斜面を滑ってヘリポート跡へ。ここでシートラにしましたが、もう一段滑れましたね。まあ、どうせ背負うことになるんだからいいか。 苦痛の夏道スキーブーツ…。登る時ほど苦痛感はなく、意外と楽に下れました。予定より30分早い11時半の下山です。その30分の貯金で、きのう食べ損ねた裁ち蕎麦を食べに『まる家』へ行こう!…と思ったら、T世さんさっきsoigaさんと食べていたとのこと。もう一度行ってくれました。T世さん、2人客を連れて来たということで、ありがたがられていましたね〜。違うのに…。
温泉は昨日が燧の湯だったので、今日は駒の湯へ。考えてたわけではないけど、ちょうどその日に登った山の名の付く温泉でした。ここでraccoさんを待つことに。温泉は熱かったので長湯はできず…。上がって休憩所で待つことに。待つこと10分ほどでraccoさんとsoigaさん登場!30分?ほどお話しして別れました。
目指すは鳥海道の駅。肉そば経由です。ナビをセットすると350キロ。会津若松で渋滞に捕まり、米沢までは順調だったけど上山できつい渋滞に巻き込まれました。肉そばがなくなる〜。店が閉まる〜。上山の渋滞のあとは順調に進み、なんとか肉そば間に合いました。舟形町にある『重作』です。月山から肘折温泉に抜けた時に食べた処です。前回の方が美味しかったと思ったのは気のせいか…? 夕方近くになってから、予報通りに雨が降り始めました。山から下りてるのでいいんですけど、テント泊まりなのでできれば上がって欲しいところ。明日はブルーラインが開く8時までは動けません。なので、今日のところは早めに泊まることにして、明日の朝走る方が効率いいな…。ということで、最上川沿いの戸沢の道の駅で泊まることに。韓国風の怪しい道の駅です。怪しいせいか空いてました。時々雨が降り風も吹き、ぐっすりは寝れず…。
|