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黒姫山東尾根 山スキー滑って転んで雪まるけになってきました
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山スキーにも大きく2種類ある。ひとつは滑り重視系。もうひとつは雪山を楽しむ系。どちらかというと、ボクは雪山を楽しむ系の山スキーが多いように思う。少々雪質が悪くなろうと、晴れてくれて景色を楽しめる方がうれしい。まあ、景色も雪も良いのが一番良いのは言うまでもないんだけど。
そんな雪山を楽しむ系のボクにとって、この黒姫山の位置づけは珍しく滑り重視系の山になる。実際のところ、濃い樹林に覆われていて、登ってもあまり景色はない。逆にそれが太陽の光を遮断して、雪質の安定をもたらしてくれる。たいした景色は望めないから、天気の悪い日に登り、パウダーをいただこうってもの。そう考えている人は多いんじゃないでしょうかね。
家を出る前にアメダスチェックすると、未明から雪が降り出していた。前日のシュプールをリセットしてくれるでしょう。2つ目のリフトが9時スタートってのは遅いよなあ・・・。今日はSパは夜勤で、夕方4時には仕事に入らねばならない。スキー場のトップに着くと、すでに20人以上の人が登り始めていた。年甲斐もなくごぼう抜きし、旧ゲレンデの上で休憩中の先頭に追い付いた。
やっとこさ滑り出しに到着。たまに日の気配はあるけど、目印の1396mの台地は全く見えない。こんな富士山型の山は難しいよな・・・。上でひとつ間違えたら、下ではひとつでは済まない・・・。今日はタイムリミットもあるし。シェルパが切込み隊長だったが、ウォークモード(スィッチバック)のまま滑り撃沈!マヌケ。クライミングサポート立てたまま滑ることはたまにある。ブーツのウォークモードもよくある。クライミングサポートもブーツのウォークモードも、案外気付かずに滑ることが多い。が、ビンディングのウォークモードで滑るのは不可能。 滑り重視の黒姫山。肝心の雪は・・・。もちろん深いパウダー。難を言えばやや重め。前半の急斜面は針葉樹が濃く、雪面もうねっているので、こなすのが精一杯。吹っ飛んでは転び・・・の連続。斜度が緩むとブナ林となり、ここから極楽となる。テレマークで一番気持ちのよい斜度だ。樹間も程よいし。
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