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鉢山のコルより 阿弥陀岳と烏帽子岳 |
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鉢山は雪のしっかりある年に行きたかったのだが・・・。あわよくば山頂滑降など。
2月22日(ニャンニャンデー)の新田山で焼山温泉からアケビ平にいたる林道が除雪されているのはチェック済。あとはどこまで入れるかが問題。あわよくば新しく架かった橋まで・・・と思っていたが、そんなに甘くはなかった。除雪終点は橋手前だったが、車を止める場所がないので、やむなくバック。でも、焼山温泉から歩くことを思うと、かなりのアドバンテージだ。これを見込んでのゆっくりスタートとしたんだが。
先客は山スキーの男女。ほぼ同時スタートで烏帽子のバリエーションの3人組。今日の入込みはこんな程度。天気は申し分なし。アケビ平の杉並木、今日はやたらと長く感じた。アケビ平を抜けて川を見ると、う〜ん・・・雪少ない・・・。昨年の4月に行った昼闇山の時は全面雪で埋まっていたのに、つながっているところがほとんどない。
先行者が渡ったブリッジは危うかったので、もう少し上流に渡渉点を求めた。対岸に渡って台地を抜けると、2回目の渡渉。K野さんとこーちゃんに偵察をお願いする。ブリッジはあったけど、ブリッジに辿り着くまでが厄介。硬い急斜面のトラバースがあったので、女子供は尾根から巻くようにして川に降りてきてもらった。
渡渉を終え、台地に這い上がるとそこは吉尾平。埋まってない灌木がモジャモジャで、お世辞にも別天地とは言えない。あと2〜3mあれば、もう少しスッキリするんだろうが・・・。ま、今年はしょうがないですな。それにしても、吉尾平のあちこちに雪崩痕が。こんなに緩くて広いところなのに。爆風で折れた木々が上から下まであった。一見安全そうに見える場所だけに怖い。稜線から巨大雪崩が襲ってくるのだろう。これを見ると泊まる気はしない。
吉尾平に出た時には見えなかった鉢山、進むにつれて見えてくる。進めど進めど斜度が緩い。ここまでクライミングサポートは用無し。帰りが思いやられる・・・。小鉢を通り過ぎるあたりでやっと斜度が出てくる。最後は地図で見るより複雑な地形となり、テキトーに登って行くとコルに到達。
稜線の反対側には金谷と天狗原山、雨飾山。焼山や火打山は昼闇山に邪魔されて見えない。鉢山の山頂へと続く稜線は。ところどころ雪が切れ、とても簡単に登れるようには見えなかった。どっちみち今年は無理。平年の雪でも、楽に登れそうな良い条件の期間は短そうだ。
山頂は日差したっぷりで風もなく、まさにマッタリ系。今日もビールが旨い!腹ごしらえを終え、滑りに移りましょう!・・・とはいえ、まともに滑れそうなのは、稜線直下だけだろうな。まあ、少しでも楽しめればそれでヨシ!いざ滑ってみると、意外と板が走る。稜線直下の複雑な地形も、逆に遊べて楽しい。斜度が緩んでからも依然として板は走り、思ったよりずっと滑りが楽しめた。
核心の渡渉も、陽が昇って逆に緩み過ぎるほどで、帰りは楽勝だ。アケビ平の杉並木は、引っかかる雪につんのめりながら降りて行った。最後の除雪してあるところは、執念深く脇の幸を拾ってスキーで滑っていたが、林道が分岐するところで断念。5分ほど板を持って歩いて車に到着。おしまい。
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