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北アルプス全山縦走
(第1日目)

白沢登山口⇒餓鬼岳
 日時  1998年7月23日(木)
 天気  くもり
 宿泊  餓鬼岳小屋のテン場 
 全山縦走初日、全装備を背負っても標高差1700mの登りはしびれました



今年の梅雨入りは異常に早く、明けるのも早いのではと言われてきた。入山日は海の日からみの連休明けくらいで考えていた。しかし、出発日が近づいてきても梅雨明けの気配はなく、イライラする毎日が続いた。連休前のニュースステーションの天気予報で、「梅雨明けはズバリ24日です」と言った。それを信じて、21日から休みを取り、22日に出発することにした。しかし、変な気圧配置になっていて、まだ梅雨は明けそうにない。出発日は二転三転。天気予報にもて遊ばれていた。そして待ち切れなくなり、23日に出ることに決めた。乾(当時のニュースステーションの天気コーナーのキャスター)のバカヤロ〜!

前日は10時頃には床に就いたが、気が高ぶっているのかなかなか寝付けなかった。結局は3時間くらいしか寝れず、起床の時間となってしまった。I渕君という今車がないヤツがいて、縦走中車を貸す変わりに、登山口まで送るように頼んでいた。とは言っても、家から登山口まで40分もかからなので、たいしたアルバイトにはならない。

白沢登山口(6:15発)⇒最後の水場(8:02〜25)⇒大凪山(10:37〜11:00)⇒餓鬼岳小屋(13:55着)

ここから全てが始まった

登山口に着くとタクシーで乗り付けた先客がいた。どれくらいの人が入っているのだろう。天気はくもりで、ところどとろ青い部分がのぞいている。はじめは沢沿いに道がついており、なかなか高度が上がらない。登山口の標高が900m台というのも精神的にきつい。しかも、高巻きが多く、せっかく登ってもまた下ってしまう。

初日ということもあり、荷も足も重い。30分続けて歩けない状態が続いた。沢筋の道から開放されると、今度は急登の連続。1800mくらいから雲の中に入った。標高でみると、この辺が今日の中間点だ。初めてのコースタイムのチェックポピントである大凪山に着く。コースタタイム4時間のところ、4時間32分。これだけ休んでいる割には健闘している。

百曲がりの起点でタクシーの人が休んでいた。あと1時間という看板があり、やっと先が見えた感じだ。だんだんと高い山の雰囲気になってきて、ちょっとしたお花畑もあった。なんとか2時くらいには着きそうだ。

小屋に着くと、意外にも裏銀が見えた。ガスは東側だけのようだ。テン場は少し燕方面に行った所にある。テントを張ったとたんに雷雨。あわてて荷物を取りこんだ。雨の音がうるさい中、ラジオを聞いていた。3時過ぎに雨は上がり、外に出ると安曇野が広がっていた。雨がガスを消したのか・・・。

サンダルで山頂へ向かう。小屋のベンチからはブロッケンが見えた。山頂近くには少しだけコマクサが咲いており、それを保護するように、まわりを石で囲んであった。展望はなし。今日のテント泊はボク1人のようだ。




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